【自称美少女】
女の子のとりまきの(A子とB子)といつも一緒に行動。
とりまきと言っているがしっかりと友人として慕っている。
普通の生活だけを送る彼女たちに疎外感を感じ、そしてその日常を守ってあげたいと思っている。
発症後現実を受け入れられずUGNの脱走を試みるも失敗、ここで生きることを改めて覚悟を決める。
パパの事を尊敬しているが、忙しいためあまり構ってもらえなくて少し寂しい。
昔、戻ってこれなかった友人がいた。
彼は正義感が溢れ、それに見合う素質を持っていた。
自分をヴァンパイアの真祖だと信じ、彼は姫もまたその仲間だと信じ切っていた。
正直姫自身はどうでもよかったが、それが彼のロイスだと知っていたが故その妄想に付き合っていた。
同じ任務に就き、何度も背中を預けた仲間であり、共に切磋琢磨するライバルでもあった。
そんな彼が、戻ってこれなくなった。
目の前で変貌し、自分に襲い掛かる彼に何もできなかった。
自分はここで死ぬのだと覚悟を決め、彼に殺されるなら悪い人生じゃなかったと諦めた。
諦めたはずの体は勝手に動き気が付けば完全獣化した自身の爪が彼を貫いていた。
ジャームは倒す。
訓練で体に叩き込まれた習性。
不思議と涙は流れなかった。
きっと彼はコレを一番望んでいただろうと思ったから、なら自分が悲しむべきではないと思った。
それでも心が拒絶を起こし、一度は戦いから逃げ出そうとした。
当然のように連れ戻され、数日間謹慎を受ける。傷心状態と判断され厳しい罰は下されなかったらしい。白い部屋の中で一人数日間考え続け、職員が扉を開いた時、姫は自身を自らヴァンパイアと名乗るようになった。そして、今度こそ、だれ一人死なせないと心に誓った。
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